2015年04月24日

いじわる




おはよう
君に挨拶を返すとき
声が裏返らないか心配なの

気づくと君を見てしまう
友達が それに気づくと
茶化してくるの

どうしたらあなたの気を引けるかな
考えてみても お手上げ状態
だって
君の前に出たら
緊張しすぎで俯いちゃうから

君は私のことを
暗い子だと思っているかな
本当は君の前でも
笑顔でいたいの
君に笑って話しかけたいんだよ

おはよう
ある日いつものように俯いて君に挨拶を返した後
君は私の前で立ち止まった
「なぁ 俺の事嫌い? 俺なんかした?」
咄嗟に顔を上げてて私は言う
そんな事ないよ!
その声は見事に裏返り
君は そんな私を見て言うの
「お前 俺にだけ目あわせてくれないだろ」
「俺の事 よく見てるのにな」
私は答える事もできずに固まって
君は笑いながら自分の机に戻っていった
いじわるな君




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posted by 竜星 もも嘉 at 00:13| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月22日

歩み




あなたとの出会いで
私は幸せを知ったのよ
君との出会いで
私は笑いあう事を知ったのよ

ずっと歩いてきた道
振り返ると
過去の私が立ち尽くしている
悲しそうな顔をして
辛そうな顔をして
歯を食いしばって耐えている

私は
過去の私を助けには行けないけれど
過去ごと私を愛する事で
今の私が愛される事で
きっと過去の私は救われているの
それが幸せの第一歩

今の私を丸ごと認めて
ゆっくりと歩いていこう
時には人を頼ってみてもいいんだよ
ゆっくりと前を向こう
泣いていた私の手を引いて
未来を探しに行こう



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posted by 竜星 もも嘉 at 22:22| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年04月13日

嘆き





ねぇ苦しいの
あなたの声が聞こえなくて
ねぇ辛いのよ
あなたの笑顔が見られなくて

空の青が青くない
木々の色は確か緑色という色だった
この目に映る手さえも
他人の手のようで
これは 私なの?

何をしていても忘れる事なんて出来ない
気がつけば 涙がこぼれ落ちているの

心を引きずり出して捨ててしまいたい
苦しいの
全部が全部偽者のようで

ねぇ苦しいよ
ねぇ悲しいよ

でもね
捨てられないの
これもあなたへの感情
あなたがくれる最後のものだから




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posted by 竜星 もも嘉 at 19:24| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする