2015年03月31日

under the rose




僕のrose
真っ赤に咲いた僕のrose
皐月の風に揺れる僕のrose

あぁローズ
綺麗になったね
小さい頃から優しく守って
綺麗に花咲く僕のローズ
この気持ちは 君は気付かないだろう
愛しているよ僕のローズ

蒼天の下 揺れるrose
空の蒼 君の真紅
交わることなく見詰め合う
蒼に包まれた真紅は
ほかの何よりもよく映えているね
僕の頭上 揺れるrose
ただひたすらに太陽を見上げて
僕のほうは見てくれないけど

淡いピンクの花弁を真紅に塗って
あぁ 大人になったんだね僕のローズ
無邪気だった笑みに艶が混じっていた
大人になった僕のローズ
君もいつか蒼天に恋をするときが来るのかい?
どうかその時 君が振り向かずに行ってくれます様に
僕なんかより空の蒼に映えさせてもらうのが一番だよ
いつかさようなら 僕のローズ

僕の上で揺れるrose
あぁ君は蒼天に恋をして
茨の棘で僕を拒絶するんだ

僕の上で揺れるローズ
あぁ君はどうして
地面に 君の栄養に
恋をしてはいけないのに
どうか茨の棘で僕を拒絶して

茶けた大地はroseの綺麗に咲かせ

育てた僕は君を奪った

あぁ僕のrose
綺麗に咲いたね

あぁ僕のローズ
気付いていたのかい?
僕の気持ちに
君の赤い花弁から漏れる誘いを
僕は拒絶できない

under the rose




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under the rose→秘密という意味があるらしいですよ。





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posted by 竜星 もも嘉 at 23:04| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月29日

シュバルツバルト





シュバルツバルトに酸の雨
ぼんやりと私は立っている
黒い湖 跳ねる水滴
溶ける体

誰か私を助けて
声には出さない
ぼんやりと私は立っている

私がほしいのは
正義の英雄じゃない
刹那に消える英雄なんて酷なだけ
私がほしいのは
この黒い湖に沈んで
黒い森に朽ちて
溶かす雨で共に溶けてくれる
酔狂な人間だけよ

一緒に溶けて
汚い世界をさまようの

座り込む
溶ける 痛い
腐った風が吹き抜ける
誰か私の手を引いて
死の森から連れ出して

溶けてしまうのこのままでは
一人溶けていくのこのままでは
遠く 遠くの民家の明かりが恋しいの

誰か死の森で共に溶けましょう

誰か私を連れ出して

酸の雨にはアルカリの傘を
遠くの街へと連れて行って

どっちでもいいの
だた
一人にしないで






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posted by 竜星 もも嘉 at 00:08| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2015年03月22日

朝起きた瞬間
君の事を考えていた
意識的でもない
ただ水が下へ行くように
自然に自然に





洗面所の前 歯を磨きながら
漠然と 手がかりがあるわけでもなく
考える
あぁ夢を見たんだ、君の
気づいた時
頭の中 わずかに残る君の気配
夢の中で 君は僕に 僕は君に
何を言ったのだろうか とか
君は笑っていたのだろうか とか
思い出せないことが
なんだか無性に悔しく感じてしまう




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posted by 竜星 もも嘉 at 22:06| Comment(0) | TrackBack(0) | | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする